学生時代から飛行機を追いかけて早20年か過ぎ ようとしています この間、さまざまな航空会社 が現われては去ってゆき、日本の航空規制緩和、 これからやってくる海外とのオープンスカイ(航 空自由競争)と、航空業界も時代の流れと共に常 に変化し続けています また、昔は決して乗りた いとは思えなか た旧ソ連、中国、ベトナムなど の航空会社も新しい西側の旅客機を往航しけじめ、 それと同時に機内サービスも、今や西側エアライ ンに追いつけ追い越せとばかりになってきていて、 その歴史を考えれば変貌はおどろくばかりです。

2007年秋、シンガポール航空に世界最大の スーパーシャンボ機A380か納入され、運航を 開始しました。個室のようなスイートクラス(フ ァーストクラス)をはしめ、さまざまな新サービ ス、システム、シートができています 今後もき らに快適な空の旅ができるように航空茉界は発展 し続けてゆくと思います。

そんな変わりゆく世界のエアラインサービス、 昔と比べて進歩した安全性などをこの本を書くに あたってまとめてみましたが、各航空会社共に、 新サービス、新シート、エンターテイメントシス テム、新機材というように常にサービスは変わっ ていますし、今回調査した中でも過渡期の航空会 社もありました。

このサイトは、今までの私独自の経験による個人的 な印象もおおいに反映されたものになっています し、特にサービスのよしあしなどは主観が大きい ので、あなたが海外旅行に行く際に航空会社を選 ぶときに、思い出していただければ幸いです。

宿のタイプに高級ホテルや旅館、民宿などがあるように、航空会社にも生い立ちやビジネス戦略によって、さまざな性格がある。それぞれの使命や役割があり、得意な分野があるのだ。

エアラインとは?

「エアライン」を日本語のイメージで言えば「大きな航空会社」を意味する。ここで「大きな」とわざわざ付けたのには理由がある。いちがいに航空会社といっても、ヘリコプターで遊覧飛行や農薬散布を行う会社も航空会社であり、セスナ機を使って測量や航空写真を撮影する会社も航空会社である。航空大国アメリカに行けば、電話一本で社長兼パイロット、もちろん飛行機はプロペラ機1機なんて航空会社もある。さすがにこれらはエアラインと言
わず、「ジェネラルアビエーション」と呼ぶ。日本では「使用事業」と言われている。

さらに、「大きな航空会社」だからエアラインといっても、そこからさらに性格や種類がさまざまある。それを解説していこう。

ステキな海外旅行を実現するには、航空会社選びも大きな要素。値段よりも安全やサービス、乗継の有無などを知ったうえで思い出に残る旅をしたい。

まずは直行便を選ぶ

旅行であれ出張であれ、目的地を決めてから、次にエアラインを選ぶというのが通常のセオリーだ。旅行なんて「安く行ければ航空会社は何でも良い」という人も多くいるが、安全や荷物紛失、遅延などトラブルにあってから「失敗した」と初めて気がつくのだ。航空会社の賢い選択は、旅を楽しい思い出にする必須条件だ。

ウワサは多いが、真実がつかみにくいのが航空会社の安全性っしかし、それが分かってくるポイントがあるので、しっかりチェックしよう。

飛行機はクルマより何倍も安全!

音速に近いスピードで、高度一万メートルの上空を飛ぶ飛行機。万が一の緊急事態でも飛び降りるわけにも行かず、密室のためハイジャックなどに遭遇すれば逃げ出す手立てもない。とはいえ、人命に関わるような飛行機事故はめったにおきない。